地中海地方にあるオリーブの産地では古い時代からオリーブオイルを使ったおまじないが行われてきました。ここではその一つであるオリーブオイルを使った復縁のおまじないを紹介します。
目次
オリーブオイルを使った復縁のおまじないの方法
オリーブオイルを使った復縁のおまじないの手順です。
オリーブオイルのおまじない準備するもの
- オリーブオイル
- 塩
- 小皿
オリーブオイルのおまじないのやり方
- 小皿にオリーブオイルをティースプーン1杯くらい垂らします
- そこに一つかみの岩塩をオイルに入れ左手の薬指で混ぜます
- 混ぜながら復縁したい相手のことや二人の思い出などを思い浮かべます
- それを両手に塗り込みます
- オリーブオイルを塗る時には復縁した後の楽しい時間などをイメージしながら塗ります
- 両手を見つめながら「私は必ず~と復縁できる」と3度唱え、最後に手のひらを合わせます(合掌します)
- 手のオリーブオイルを洗い流します
これでオリーブオイルを使った復縁のおまじないは完了ですが最後にハンドクリームで手のケアをするのが良いでしょう。
オリーブオイルのおまじない注意点
- オリーブオイルはエクストラヴァージンオリーブオイルが好ましいです
- 塩は天然塩、できれば岩塩が望ましいです
オリーブの出てくる有名な話
地中海沿岸地域にはオリーブにまつわる話は多く、中でも有名なものは旧約聖書に出てくるノアの方舟の物語です。大洪水の後アララト山に漂着した方舟からノアは水が引いたかを確認するために鳩を飛ばしました。最初の鳩はまだ陸地が水で覆われていたのですぐに戻ってきました。それより七日後に放った鳩はオリーブの若葉をくわえて戻ってきました。さらに七日後に放った鳩はもはや方舟に戻ってくることはなかったのです(大地は完全に乾き地上に平和が訪れたことを意味します)。このことからオリーブは平和の象徴とされることが多いのですが、この話のオリーブは「もうすぐ願いは叶えられる」という希望も意味しているように思えます。
また古代ギリシャのオリンピックでは勝者にオリーブで作った冠が送られました。このことからオリーブは勝利の象徴としても用いられます。